蝶ヶ岳 Trek♪♪♪♪♪ (Go!Go!Fuji!) 

今日は、大滝山に行くつもりでしたが、
三郷スカイラインが通行止めで、クルマで展望台まで上がれないことが分かり、
家に引き返すか、近くの別の山に行くか、という事態に。。。
悩んだ挙句、
スマホ検索したところ、
近くの蝶ヶ岳の駐車場は70台のキャパと、意外に多めということが分かり、
蝶ヶ岳に登ることに決定!!

蝶ヶ岳は、Go!Go!Fuji!のトレーニング登山のミッションに無かったので、
たいした高さは無いだろうと軽んじていたのが間違いでした♪♪♪

三郷スカイランの入り口には、7時30分ぐらいに来ていたのですが、
通行止めで、いろいろ悩んでから蝶ヶ岳の駐車場に来たので、既に時刻は8時30分!!

駐車場 8時30分ごろ

休日は、70台のスペースは満車になっているらしいですが、
時刻が時刻だけに、既に帰る車もあり、数台の空きがありました♪♪♪
ラッキーです。

8時40分、歩き始め!! 
駐車場から延びる一本の階段発見!!

これが登山口? いや違うんです!!

いかにも登山口に見えますが、この階段は登山口ではないようです。
不幸にして、大滝山に行くつもりだったので、
蝶ヶ岳周辺のルート地図は持っておらず、前途多難が予想されました!!
しかも、携帯の電波は届かず。ネットでの検索もできません。

登山口の場所を迷っていると、
後からきた兄さんが、『蝶ヶ岳はこの道ですか?』と質問してきました。
当然、分かりません。と答えて、二人で呆然と立ち尽くしていると、
一本の道から駐車場に向かって歩って来る人がおり、『蝶ヶ岳から戻ってきたんですか?』と質問。
まさに、その人が帰って来た道が蝶ヶ岳の登山口でした。(でも、9時前に、下りて来るんやな!!何時に出発したんじゃろ?)

やっと、登山開始!!

クルマの通れる砂利道を歩きます

20分ぐらい砂利道を歩くと、
「三股」と呼ばれるところに着きます。
登山カードの提出を監視するおじさんが居ました!!
(他の山に登る為の登山計画書持っていたので、蝶ヶ岳に訂正して提出)

三股登山口の看板(後ろが監視の小屋)

登山カードの提出場所には、案内板があります。
本当のところは、駐車場のところに設置して欲しいものです。

案内板

これが、あれば、登山口は迷わんで済んだ筈!!
(午前9時4分ごろ)

よく見ると、常念岳もここから登るようですね。
蝶ヶ岳の上り時間+1時間で、常念岳に登れるようです。
ここは、ブレずに、蝶ヶ岳の道を選びます。

案内板からすぐに分岐
三股というのは、三叉路のことか・・・

常念岳と蝶ヶ岳の登山道の分岐点です。

蝶ヶ岳 まで 6.2㎞の表示

(午前9時6分ごろ)
距離だけ見るとたいしたことが無いのですが、
所要時間としては、どれぐらいの勾配かが重要なんですよね~

最初のトレイルは、こんな感じです。

イージーな登り道(ほぼ平坦)

吊り橋(結構揺れる)

(9時15分ごろ。まだまだ、絶好調です。)

吊り橋から見た渓谷

マイナスイオンを浴びてリフレッシュ

ゴジラの顔にみえる木
ですが、アングルが悪くゴジラに見えません
ベンチがあり、下山者で埋め尽くされていたので・・・

谷の向こうの山
(山頂は雲の中ですね。常念かな?)

9時56分ごろ。1時間ぐらい登ったので、標高1600~1700mと推定。ここでも携帯の電波は無いです。

まめうち平
(だいたい中間地点と推測)

ここには、ベンチがありましたが、
降りてきた人(3パーティぐらい)が沢山居たので、足を停めずに通過!!
(10時26分ごろ。標準タイムが2時間のところを、1時間半で来てます。順調、順調。)

まめうち平から少し平坦な道が続きます。

平坦ゆえに水が溜まりやすいのですが、木道とか丸太とかあるので、
歩きにくいところはありませんでした。

ちょっとだけ視界が開けると青空も見えます

(10時40分ごろ。まめうち平から20分弱、平坦な道が終わります。)

標高2000mの看板(10時50分頃)
三股3.1km、ヒュッテ(蝶ヶ岳)3.3km

まだ、半分も来ていなかった・・・♪♪♪
ここまで、2時間弱を要しているので、あと2時間歩ったとしたら、12時50分じゃん。
個人的に、日帰りトレックは、12時折り返しを信念としているので、これは不味い感じです。

ちょっとずつ登りにはいります。
階段があるので、歩きやすさは抜群によい。

蝶ヶ岳まで 2.5kmの表示

(11時10分頃。)
先の看板から20分で800m進んだか・・・。勾配は緩かったけどね。
あと50分で、2km進む計算だと、12時過ぎには、頂上に行けそうな予感~♪♪♪

蝶沢の看板(枯れ沢です。)
ちょっとずつ山頂に近づいている感じの空・・・

結構キツイ勾配が続きます

(11時30分頃。12時にも同じ光景の写真を撮りましたが、割愛。とにかく、続く)

最終ベンチ 蝶ヶ岳まで0.9㎞

ガンガン降りてくる人が居るんですが、あとどれぐらい登りますか?なんて、聞けずにここまできました。残り1㎞を切りました。
標高2500m、
時刻は12時15分、設定した折り返しの時間は過ぎてます。
過去に13時まで登って折り返した時は、かなり帰りがヤバかったので、判断に迷います。
が、ここでは、食事もとれないので、
とりあえず、12時半を折り返し時刻に変更します。
残り900m、地上なら、10分ぐらいの距離なんですがね~。勾配があると進みません。

来た!!大滝山ー蝶ヶ岳の分岐

時刻は、12時30分。
でも、ここでForest Limitを越えて、視界が拡がりました。
頂上が見える♪♪♪ あと15分ぐらい登って、せめて稜線でごはんが食べたい♪♪♪
また、折り返し時刻を妥協します。
12時45分に設定!!

Forest limit 標高2600mは超えている筈
あの上が頂上なのか?

稜線まで来たぜ!!
向こうがヒュッテ、こっちが頂。

12時40分ごろ・・・。帰りを妥協した時間内で、イケる!!

蝶ヶ岳 山頂 2677m

12時43分 駐車場から4時間で着いたぜ・・・♪♪♪
でも、13時に降り始めなければイケない。
そして、下りる足が温存されていない!!ピンチ!!

山頂 から 穂高連峰
山頂 から撮影
長塀山 方面に向かう稜線
松本側は雲でみえません
上まで来た人のみができる自撮り
気持ちいぃ~♪♪♪

ダッシュでパン食べて下山開始♪♪♪

山頂でデジカメをカバンから出したので
下りでは、高山植物を撮りまくりました。
こんなに撮影したのは初めて、というぐらいの量です。
列挙します。(こんなに沢山の種類を一度に見ることもあまりないです。)

高山植物 その1
高山植物 その2
高山植物 その3
高山植物 その4
高山植物 その5
高山植物 その6
高山植物 その7
高山植物 その8
高山植物 その9
高山植物 その10
高山植物 その11
高山植物 その12
高山植物 その13
高山植物 その14
高山植物 その15
高山植物 その16
高山植物 その17
高山植物 その18
高山植物 その19

16時ぐらいから雨が降り始め、
雨具を着けて降りてきました。
帰途も最後の方だったので、勾配もないところで、歩きのペースに支障はありませんでした。

駐車場に着いたのは、17時10分ぐらい!!

標高差1400m、登り4時間(休憩なし)、下り4時間(休憩有り)。
あ~、しんど!!
多分、2度と来ない山が一つ増えました。
 富士登山の練習に、常念岳の日帰りは、勧められているのですが、
 今回より長い距離となると、考えますね~
 (テン泊を覚えるという手もありますが、荷物増えるしな~)

ちなみに、富士吉田からの富士登山は、
標高差1450m、往復距離14kmなので、
今回の登山より高さ・距離ともに、ハードになります。

焼岳 Trek♪♪♪♪♪ (Go!Go!Fuji!) 

東京五輪のおかげで4連休ができました♪♪♪

他方、つい先日、50歳にもなりました。
次の目標は、”55歳、富士山の頂きを見る”ということで、
Go!Go!Fuji! というミッションを自分なりに掲げました。

最初の練習山行として挙げたのは、
北アルプスの初歩登山 『焼岳』 です。
ネットでは、小学生向けとか書いてあるところもあります。
(私の中では、小学生向けって、乗鞍岳なんかな?と思ってましたが・・・♪♪♪)

最高峰は、南峰2,455mとなりますが、立ち入り禁止の為、
北峰2,439mに登ることになります。

登山者用の駐車場は、松本方面から高山方面に向かう途中の安房峠の道路にあります。
10号カーブと11号カーブの間ぐらい。(これは、中の湯温泉ルートってやつを選択した場合です。)

焼岳登山口前の駐車スペース

ネットで得た情報では15台ぐらいの駐車スペースということでしたが、
道路上も含めると30~50台ぐらいは駐車しており、
8時20分の時点で自車を停める場所は無し。

 コロナだっていうのに、県外ナンバーが沢山・・・♪♪♪
 外出自粛なんてどこ吹く風ですね・・・

駐車場は諦めて、松本方面に下ります。
ちょっとでも道幅が広いと、縦列で登山者と思われる車が駐車してあり、
結局、8号カーブと9号カーブの間の路肩にクルマを止めて出発準備です。
停めた場所の標高は、1,548mでした。(登山口までは、徒歩15分ぐらいのところ)

9時03分 焼岳登山口

焼岳登山口の案内板は、ほぼ発見できないぐらい目立たないです。
登山ポストは無し。入山届を持参した私は、提出できませんでした♪♪♪
ちなみに、登山口周辺にはトイレもないので、
女の子は、登山口まで来る前に行っておかないとマズいですね。
(男で助かりました。)

焼岳登山の警告標識
現在、噴火警戒レベル1です。

焼岳登山の警告標識板は、登山口からちょっと登ったところにあるので、
これを目印に登山口を発見するのは難しいでしょう。
即ち、出発前に、登山口の位置をGoogle mapなどで確認しておく方が良いでしょう。

トレイル(最初の1時間ぐらい)

どこかのサイトに平均斜度は、7.5°とか書いてあった記憶がありますが、
スキーのモーグルぐらい斜面(25°~30°ぐらい)あるんじゃないかと思うようなところもあります。
とはいっても、ガレ場もないので、小学生でも登れるでしょう。

登山口から、休憩なしで1時間10分ぐらい歩くと、Forest limitに近づきます。

登山口から1時間10分ぐらいの風景

木々が無くなり、焼岳の山頂が見え始めます。
晴れていたら、ここからは帽子が必須。
背の低い笹も無くなる前に、お小水は済ませましょう。
(ここから山頂までピストンしたとすると、3時間は我慢が必要になります。)

登山口から1時間45分ぐらいのところ
高い木は無くなり頂きがみえます

左が南峰、右が北峰。

山頂が見え始めて、火山岩がゴロゴロしているところを歩くのですが、
歩きずらいし、見えているのに、なかなか山頂が近づかないんですよね・・・

登山口から2時間15分(休憩なし)
山頂に着きます・・・♪♪♪ 11時15分ちょい過ぎ 一応、目標の午前中登頂はできました。

北峰の山頂からみた南峰

山頂までくると、上高地・穂高連峰がみえる筈

登山ルート側は、バリバリの快晴でしたが、
山の反対側は、めちゃくちゃガスが出ていまして、
念願の間近に見る『穂高連峰』が拝めません・・・♪♪♪
早めに登頂できたので、ガスが無くなることを期待して、
1時間ぐらい待ったみました。
もっともガスが減った時の写真がコレ♪♪♪

上高地、梓川の眺望

穂高連峰

もっと早くくれば良かったのかな?
 私が、入山して間もなく下山者に会ったので、
 朝6~7時ぐらいにここに来ていた人は居たはずなんですが、
 その人たちは、残雪の穂高連峰を見ることができたのか気になりました。

登山してきた方の山々・・・
こちらは乗鞍岳ぐらいしか名峰は無い。
火口湖 正賀池

ガスがかかって、味気ないですね。
水面に晴れた青空が写った火口湖が見たい・・・。
結構粘りました♪♪♪
がんばって、撮れた写真がコレ・・・。

火口湖 正賀池

こういう日もありますね。

下山開始は、12時45分ぐらい・・・。
フツーの人なら、登りより下山は早いので、
遅くとも14時45分ぐらいには登山口に戻れると思うのですが、
私の場合は、下り足の筋肉がほぼゼロなので、そうは行きません。

高山植物1

高山植物の写真を撮りーの

高山植物2

高山植物の写真を撮りーの

高山植物3

高山植物の写真を撮りーの

登山口の駐車場戻り
 15時50分

3時間ちょっとかけて下山でした。(休憩なし)
自車に戻ったのは、16時10分ぐらい

途中、14時30分ぐらいに、これから登りって人とすれ違いました。
2組居たのですが、その場所からだと、山頂は、1時間以上かかるので、
15時半~16時に山頂に着くとして、戻りって何時になるのよ?
 (ちょっと心配。16時ぐらいには空がゴロゴロ鳴り出したし・・・)

一応、声はかけたんですよ。『これから登りですか? 泊まりですか?』ってね。
日帰りって言っていたので、
「かなりハードなスケジュールですね。」言葉は返しておきましたが、
内心、この時間は下山の時間じゃろ。って思ってました。

話は戻りますが、
沢渡には足湯があるので立ち寄りました。
(ハイクの後の運転は、100%足がツルので、休憩は必須。)

沢渡 足湯がある駐車場

まだ、紫陽花が咲いてます♪♪♪

足湯中、結構湯温高い・・・

駐車場は、1時間以内無料です。

お決まりの自撮り

多分、Go!Go!Fuji! の マイミッションにて、
焼岳にもう一度来ることは無いでしょう。。。

あ~しんど♪♪♪